宮崎の秋の新米はヒノヒカリ!えびの産EM農法米、田んぼレポート


みなさん、こんにちは!
10月8日は、えびのへ行ってきました。
もうすっかり、黄金色した稲穂が目立ちました^^
目的は昨年からお付き合いをお願いしているEM農法米栽培農家の山本さんの田んぼの取材でした。次の写真はご自分の田んぼをバックにされている山本さん御夫婦です^^

後ろに見える山々は、霧島連山です。あいにく曇っていましたので、若干、画像を明るくしてあります。
山本さん御夫婦は、夫婦で協力して、化学肥料、農薬を使わない米栽培に取り組んでいらっしゃいます。
奥さんが次のように言われました。
「子どもや孫達に、農薬を使ったお米を食べさせたくないので。」
いいですねえ~、親の優しさを強く感じました^^


山本さん、何かを見つけられたらしく、田んぼの中へ入って行かれました。

が生えていたので、それを抜かれたのです。

もちろん除草剤も使われないので、今年はヒエ(雑草)が多くて、奥さんとしょっちゅう、田んぼに入り、取られたそうです。

畦(あぜ)にも、たくさん生えていました。

上の写真の左側の葉っぱを御覧下さい。途中までしかないものが結構多いです。
今年はバッタがかなり多かったらしく、結構葉っぱが食べられていました。
やはり農薬を使わない田んぼの葉っぱはおいしいんでしょうか?^^

さて、山本さんの栽培方法のおさらいです。
(1)使うのは堆肥とEMボカシ肥料(糖蜜をたっぷり使われます)
(2)除草は基本的に手作業(毎日のように田んぼに通われます)
(3)株間をポット植で30センチ以上あける。
(3)はEMの力のほかに、成長に大きく影響する秘密があるんです。
そこで山本さんと株と株の間の距離を測ることにしました。


測定してみると株間が30センチ開いています。坪当たり36株になります。通常は72株植えますからちょうど半分です。

株間をあける利点は次にあげるようなことです。
①風通しがよくなるし、下の葉にも光が当たるので、病気にかかりにくく、成長が早い。
②サッカーではありませんが、スペースが広い分、根が大きく広がり、栄養を摂りやすくなり、大きく開帳するため、倒れにくい丈夫な稲になる。
稲の立ち姿と、地中の根の姿は、湖面に写る富士山のように同じなのです^^
稲の立ち姿と、地中の根の姿は、湖面に写る富士山のように同じなのです^^
③②から分けつ(稲の茎が増えていくこと)がしっかりできて、1本1本の茎が太く、そこから生まれる稲穂は粒が大きくなる。
④少ない種籾で、大きな収穫が得られるため、非常に経済的である。
山本さん、そして奥さん、本当にありがとうございました!^^

農薬・化学肥料未使用のEM農法米ヒノヒカリ、入荷しました^^
発芽玄米にして食べるのに最高です。